夏が来れば思い出す

墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
(2001/04)
飯塚 訓

商品詳細を見る



先日『クライマーズ・ハイ』を見てから、この事故のことをもっと
ちゃんと知っておこうと思い、図書館で借りて読みました。

8月12日夕刻に、群馬県御巣鷹山系で起きた史上最悪の墜落事故。

クライマーズ〜は新聞社側のバタバタした報道・取材を描いていましたが、
この著書は事故に遭った520人の遺体を一人一人身元を確認していった
警察官・消防士・医師・歯科医師・看護士・日航社・ボランティア・そして被害者とその遺族の
過酷な現場や悲しみを丁寧に記した実録です。

正直、人間の体はこんなにもろいものなのか、
この墜落事故の衝撃はこんなにもすさまじいものだったのか、
相当ショックを受けながら読みました。

でも著者である刑事官(当時)の飯塚さんをはじめ、身元確認に当たった関係者たちの
遺体に対する敬意と日本人らしい優しさにはとても心打たれます。


2歳児の遺体をまえに、号泣してカメラのシャッターを切れない警察官

手の上にのるような肉の塊だけになってしまった遺体を見て、
あきらめきれず「まだ生きてませんか?」と問う遺族

遺族の怒りを一身に受ける日航機の社員の悩みを聞いてあげる婦人会のボランティア

棺に納められた息子の遺体を見て、「日本の警察は親切だ」とむせび泣くイギリス人
(欧米などでは死体はただの抜け殻という感覚かららしい)


そこには単に大事故の記録として片付けられない、人間の感情と想いばかりがあふれています。
遺体描写は細かいですが、グロイとか気持ち悪いとかは全然感じません。
とてもいい本ですのでオススメします。



この事故が起きた当時、私はまだ物心つかないちちゃーい子供だったのですが
何年後かにTVで特集やっていて、墜落前に家族宛に書いたという遺書をみてから
ずっと心に引っかかっていていた事でもあります。

8月はこの事故の他に広島・長崎の原爆投下の日や終戦記念日など追悼日が重なりますね。
こんな追悼の日はもう増やしてほしくないです。

この事故で亡くなった方々に、改めてご冥福を申し上げます。
そして、事故原因の究明と確定を願います。

連日の金メダル

七日連続すごすぎ!

銀・銅合わせたら毎日ってすごすぎ!

毎日北京の映像に感動させてもらってます!

なんかもー、勝っても負けても涙が出る。

どうも日本人は金メダルに固執すぎるけど、前人未到で掴み取った栄光はもっともっと誇れるもんじゃないの?やっぱ上を目指すアスリートは違うのかいな。
でも12年前のアトランタ五輪、金メダル取った選手はまったく覚えてないけど、銅メダル取った有森さんは強烈に印象に残ってんのよね。

だから今日の女子レスリングで銀メダル取った伊調千春選手の笑顔は、金メダル並のすばらしさだったぞ!

みんなもっと笑顔で表彰台に上れ!

無限の風になって

星野野球2回戦め勝利!

ぃやったあー!

昨日の台湾戦は面白かった、本当。

このまま勢いついて気持ち良く勝っていってほしいね。

特に八回で投げた藤川の投球は相変わらず凄い!
かつての広島の故津田恒美投手のような(憶測ですが)、一球入魂の投球はこっちまで力入ります。

そんで抑えの上原ー!
超ひやひやしたけど今年の大スランプはどうしたんだってくらい快投してんじゃん!
ど真ん中入ってるしリズムいいし。
あなたが先発なら試合が3時間半もかからないだろうに・・・(笑)

まだ試合に出てない憲伸も大活躍してもらいたい。
いや、活躍してくれ!

試合は阿部のホームランで流れを変えたって言われてるけど、
実はCM中に初めてかかった奥田民生の公式応援ソングからだと信じて止まないでおりまふ(笑)

いつも

今日くらい涼しかったらいいのにぃ・・・★

クライマーズ・ハイ

先週ですがやっと見ることができました!

1985年に群馬で起きた日航機墜落事故を、地元新聞記者目線で描いた映画です。
事故の全貌とか警察機動隊などが介入しないので、舞台はほとんど新聞社。

いわゆる群集劇ですが、全ての役者がすっごいなあ〜と思うくらい迫真の演技しています。
部下からの反発を一身に受けとめたり、上司や家族との亀裂に苦悶する
結城役の堤真一はこっちまで精神がまいりそうなくらいだった。
泥だらけになってまで取材した記事が入稿されなくて激怒する堺雅人、
昔の手柄に執着して若手を育てないイヤミな上司の遠藤健一、
ワンマンセクハラ社長の山崎努、背景になる他の役者もさすがでした。
聞けば画面に映る全ての役者に役づくりさせたらしい。

小物遣いも細かくて、昔は携帯電話なんてないから
現場の記者は100円玉ジャラジャラ持ち歩いてたんだよね〜。
公衆電話もない田舎では民家の電話を借りて、取材記事を新聞社に伝える。
最近の軽い映画だったら、都合良く見つけた公衆電話で何の考えも無しにカード使わせてると思う。ここまでちゃんと当時を作りこんでる映画って最近ないんでは?

ただっ!唯一高嶋兄だけは何言ってるかわかんないヒドイ台詞回しだった。
精神疲労な状態を現したのでしょうか、かなり滑舌悪すぎて。
なんで後でアテレコとかしないんだろう?

結城の家族とか社長のセクハラとかのサイドストーリーも
中途半端に出てくるもんだから日航機事故だけに集中できなかったのもなんか残念。


あと、原田眞人監督は人間模様を描くのは得意みたいだけど
見る人のことをあまり考えに入れないで作ってる気がする。
専門用語は飛び交うわ、「オオクボレンセキ」を注釈なしで入れるわ・・・。
オオクボレンセキって71〜72年に起きた大久保清事件と連合赤軍事件のことなんだけど
40才以下の人たちは馴染みがないし、どんくらい大事件だったってのはあまり知らないんじゃね?

なので個人的な評価は7/10点にします。